OneRoom第10話です。
売り込む萌香ちゃん。
第10話「青島萌香は悩んでる」


デモディスクというやつっぽい。

萌香「(がんばれ)」


リゲル新人賞という文学賞の二次審査を通過したっぽい!
萌香「二次審査通過」


自分の事のように喜んでくれます。
萌香「おめでとう♪」


萌香「ふっふっふ~♪」

萌香「お祝いの準備は」

萌香「バッチリだぜ♪」

萌香「あとはね~」

萌香「こ~んなのもありま~す♪」

ギシアン。
萌香「あっ…ちょ…もう…」

萌香「負けたああ」

萌香「もう一回、もう一回」

萌香「言っとくけど私が勝つまでやめないからね!」



萌香「ぷはぁ~~♪」


萌香「でさー」

萌香「ディレクターさんに言われるのよ。君にはなんかこう…色気がない!とか」

萌香「なにそれ!ねー!」

萌香「恋愛経験ある?とか聞いてくるの。お子様扱いされてるみたいでさー」

萌香「そりゃあ…ないけどさ」

萌香「……シミュレーションしてみよっか」

かわえええええええ!
そのまま萌香ちゃんも食べたい。
萌香「はい、あ~ん♪」

萌香「ん~~、もっとこう、イチャつく感じかな?」


並んでくっついて座ってみた。

萌香「あは、あはははは。これは思ったよりだいぶ近いね」


萌香「ええと、続くのかな」

萌香「ほんとだ」

萌香「ごめん。なんか私ホントに楽しくて」

萌香「新曲作ったんだけどお断りされちゃってさ」

萌香「自信あったんだけどいまいちだったみたい」


萌香「本当にごめん。今日は君の事お祝いしたかったのにすぐ弱気になっちゃって」

萌香「君にも迷惑かけっぱなしだよね」

萌香「うん」

萌香「ありがと」

萌香「だけど」

萌香「このままじゃダメだってわかってる」

萌香「この新曲を売り込んで」

萌香「売り込んで」

萌香「それでもダメだったら」



萌香「諦めるよ」



そんな第10話でした。
いつまでも今のままじゃいられないことは分かってる萌香ちゃん。
そろそろ決断の時が来ています。
あれだけ可愛くて、いいカラダをしていれば話題になりそうだけどね。
てか、あのカラダで色気がないとか言われたのか…。