冴えない彼女の育てかた♭ 第2話

 

冴えない彼女の育てかた♭第2話です。

決めないわけにはいかないわよ。

第2話「本気で本当な分岐点」

では今週の詩羽ちゃんです。

詩羽「大丈夫、できるよ……」

詩羽「お兄ちゃんならこの世界を救えるよ」

詩羽「瑠璃は…」

瑠璃「大丈夫」

瑠璃「ずっとお兄ちゃんと一緒だから…」

瑠璃「……だから、だから……」

瑠璃「巡璃を、よろしくね……?」


詩羽「はぁ~」

詩羽「……」

詩羽「終わったわ」

詩羽「約束通り、今度の土曜付き合ってもらうわよ」

詩羽「集合時間は朝10時」

詩羽「遅刻もすっぽかしも許さない」

詩羽「私ずっと待ってるから…ね…」

詩羽「お兄ちゃん」

詩羽「じゃなかった。倫理くん」

ということでデートです。

ジャンク堂書店です。

ここで物語シリーズを全巻読むつもりですw

仕方ないので買うことにしました。

ちょっと痴漢っぽい感じだったので載せてみた。

倫理くんは荷物持ち。

お昼です。

シェーキーズあたりかな?

詩羽ちゃんは本を読むのに夢中です。

ちょっとずつ食べてます。

映画を見ましょう。

詩羽「せっかくだから原作信者阿鼻叫喚の残念な実写化映画がいいわね」

映画館に並んでいます。

映画を見終わって喫茶店へ。

TVシリーズの続編の映画だったらしいけど、蛇足だったらしいw

詩羽「盲信的な信者は製作者を堕落させるのよ。いい? あなたも良いものは良い、悪いものは悪いとちゃんと言える目と勇気を持ちなさい」

詩羽「例えば私の作品でも悪いと思ったら容赦なくけなす勇気」

倫也「怒らない?」

詩羽「…思いっきりすねるけど」

詩羽「1か月は口もきかない自信はあるけど。さらにその意見が的外れだったら一生口きいてやらないけど」

夜はこちら。

たくさん買い込みました。

なかなかにご機嫌っぽい♪

サークルの脚本担当としての詩羽ちゃんの役目は終わりました。

詩羽「今後はサークルにも顔出さなくなるかも。小説の仕事も残ってるし」

そろそろ進路を考える時期に来ているようです。

ちなみに大学の推薦は2つほどあてがあるっぽい。

一つは関西のほうの大学で、もう一つはここから電車で15分くらいのところらしい。

詩羽「倫理くんはどっちがいいと思う?」

行きたい大学は関西のほうの大学だけどそうなると一人暮らしになるし…ということで悩んでいるようです。

…関西の大学に行くならそれはそれで妄想が捗るな。倫理くんの知らないところでNTRされる詩羽ちゃん、とか。

詩羽「ねね、倫理くん」

とっても楽しそうですw

詩羽「どうしてそんなに慌ててるわけ?」

今日のデートはそろそろ終わりです。

倫理くんは詩羽ちゃんにこっちにいてほしいっぽい!

詩羽「そんな顔するんだ」

詩羽「チャンスをあげる」

詩羽「私たちのゲームの最後のルートのシナリオ。あれから書き直したの。展開も結末も変えてあるわ」

詩羽「これが私たちの、私たちのゲームの、もうひとつの可能性」

詩羽「倫理くんに決めてほしいの。この前の初稿とそこにある第二稿、どちらを選ぶのか」

詩羽「そして私はこの先どうしたらいいのか」

読まないわけにはいかないわよ

決めないわけにはいかないわよ

今のあなたはただのファンじゃなくてディレクターなんだから

詩羽「   」

詩羽ちゃんの出番はここまで。

進路について聞いてましたけど、詩羽ちゃんは自分で答えを用意したうえで倫理くんに聞いてるんだろうね。

楽しんでやってそうな感じ。

 

以下、EDです。これがちゃんとしたEDかな?

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