OneRoom 第12話

 

OneRoom第12話です。

萌香ちゃんは再び歌いだす。

第12話「青島萌香は歌ってる」

いつもの公園です。

でも萌香ちゃんはもういない。

主人公が小説を書くところっぽい。

その前に…音楽プレーヤーを開いています。

萌香ちゃんの歌を再生しています。

ぽちっとな。

赤ということは秋田新幹線?

萌香ちゃんがいます。

東京ともお別れです。

萌香ちゃんの歌を聴きながら、萌香ちゃんとの思い出を思い出しながら、小説を書いていきます。

どこかへ向かっています。

思い出に出てきたあの川辺です。

萌香「ねえ その手に 甘えてもいいかな」

萌香ちゃんが歌っています。

萌香「痛いほどに 背伸びしてきたから」

萌香「覚めた夢の」

萌香「温度一度上げた」

足音が聞こえます。

萌香「あ…」

萌香「どうして来ちゃうの?」

萌香「私が、諦めた私が」

萌香「君の傍にいていいわけないじゃない!」

萌香「2人ともダメになるだけだよ」

萌香ちゃんに見せたいものがあります。

萌香「これ」

萌香「約束の小説」

萌香「で、でも…私、夢から逃げて…」

萌香「!」

「逃げてなんかいない。少し休んだだけだ」

萌香「私はそんな自分が嫌いなのに」

読み進めていきます。

萌香「本当に」

萌香「諦めなくていいのかな?」

萌香「待ってて…くれる?」

僕はどんな時でも傍にいる。

あの頃と同じように。

これからもずっと。

そして巡ってきた桜の季節。

何かをはじめるのにぴったりの季節。

ここにも、もう一度夢を追いかけ始める子がひとり。

結構いいとこだな…。

2人暮らしの物件です。

かわええ…。

そんな第12話でした。

夢破れて東京を離れる萌香ちゃんの姿に胸が締め付けられる思いで見ていたらあっという間にひっくり返す主人公パナイ。

あの小説はラブレターだったというわけか。

 

萌香ちゃんが歌うのをやめなくてよかった。

メジャーデビューまでいくかどうかは分かりませんが、聞いてくれる人が1人でもいる限り歌い続けるのかな?

 

これでOneRoomは終わりです。残念で仕方ない。2期とかないのかな。

  • ブックマーク
  • Feedly